僕が京都の経営者を取材をしている理由

日本でジャーナリスト、評論家でもあり東大で教授もされていた立花隆さんが書いた「二十歳のころ」という本があります。

東京大学の学生が「会いたい人」に会って突撃取材をしてその人の二十歳のころの話を根掘り葉掘り聞き出す。

東大生はその内容を原稿に起こし、みんながそれぞれ書いた原稿をまとめ、書籍化したのがこの「二十歳のころ」です。

私はこの本を、株式会社表現代表の丸山から頂き、読んで感銘を受けました。

「戦中、戦後に二十歳を通った人はこんな人生を過ごしていたのか!」

「こんなすごい人も二十歳のころはこんなことで悩んでいたのか!」

などなど。

そして読み終える頃には

「自分も直接、人物に会って話を聞きたい!」

と思うようになりました。

では、誰に会うのか。

僕は別に経営者になりたいわけではありません。ではなぜ経営者にお話を聞いているのか?

それは「経営者が概しておもろいから」です。特に日本文化の中心地である京都にいる経営者はピカイチです。

ではなぜ京都にいる経営者はおもろいのか?
それは京都の経営者が、1200年の歴史の中で育んできた文化・伝統・精神を、それぞれの生き方、考え方を通して「多様性」へと変化させているからです。

一人ひとりが自分の考えを持ち、自分の言葉で伝えているから面白いのです。

そうして私は経営者に会うことを決め、京都で30年間「良い会社を伸ばしてきた」株式会社表現の代表丸山のバックアップのもと「京大生、京都の社長・会長に学ぶ」を立ち上げました。

京都にいる社長・会長のおもろい生き方や考え方に触れる機会を学生目線で提供すること

これがこの企画の目的です。

京都にいらっしゃる社長・会長の方に毎週お会いし、その人の大学生時代のお話を中心に、幼少期での生い立ち、そして今の生き方や考え方に通ずる経験、出来事を記事にして発信していきます。

1年で52社の経営者の方を取材することを目標に現在も活動中です。