株式会社キャビックの兼元社長に取材!

兼元 秀和(かねもと ひでかず)

株式会社キャビック 代表取締役
生年:1956年

兼元社長、本日はよろしくお願いします!

お願いします。

早速ですが、兼元社長の子どもの頃についてお聞きしたいです!

幼少期はね、貧乏でしたよ。5人兄弟の2人目でした。3人目が女の子で、あとは全員男。一番印象に残っているのは、新しい服を買ってもらった記憶が全然ないこと。長男が着れなくなった服が私に回ってくるんですよ。いつも兄のお下がりを着ていました。だから新品の服を買ってもらった時は、それはもう嬉しかったですね。男4人だったので食べ物の競争率が高かったですよ。それでも、兄弟間で助け合うこともよくあって、兄がいじめられたりしたら助けに行ってましたね。

兄弟愛が感じられて素敵です。お父様はどんな方だったのでしょうか?

父は、子どもの目から見てもわかるくらいにケチな人でした。でも、子どもの将来のことをしっかり考えてくれて、経営者として、息子一人一人に会社を一つずつ持たせられるように、親父は4つ以上の会社を作ることに一生懸命な人でした。商売も上手でしたね。

息子一人一人に会社を……!それで今、兼元社長はタクシー会社をお父様から引き継がれているのですか?

そうです。

すごい!兼元社長が学生の頃はどのような時代だったのでしょうか?

学生運動が結構ありました。学舎が今出川(京都市)から京田辺市へ移転することになって、それで反対運動が起こったりしていました。テストは大学の頃2年間ありませんでしたね。(笑)荒れていました、あの頃は。

そのころの生活を想像できないです。兼元社長はどのような大学生活を送っていたのですか?

高校までは野球をやっていたんだけど、大学では違うスポーツをやりたいな、と思ってカヌー部に入りました。でも、結局練習がキツくて辞めました。団体スポーツはごまかしがきくけど、個人になるとそれが通用しないんだな、ってことを思いましたね。

学業の方はどうでしたか?

将来は親の事業を継ぐことを考えていたので、大学は商学部に行きました。でも、勉強はあまりしませんでした。必要最低限の単位だけ取って、あとは簿記の学校に行きました。簿記を取ろうと思ったのは、父の背中を見て経営するのに簿記が一番必要だと思ったからです。そんな難しいことじゃないけど、どんな商売をするにしても共通して必要な知識だと思います。

そんな兼元社長は大学生に必要なことってどんなことだと思いますか?

大学生のうちに実践的な経験を積んでおくことは将来にとって良いことだと思います。僕もそうでしたが、大学では理論を学ぶことは多いけど、実践的なことはほとんど学ぶ機会がありませんでした。今はインターンシップだったりワーキングホリデーだったり、大学生に向けて提供しているコンテンツがたくさんあるから、そういうものにどんどんと挑戦したらいいと思います。

ありがとうございます。それでは最後に大学生に向けてメッセージをお願いします!

父がよく「水は方円の器に従い、人は善悪の友による」と言っていました。韓非子の言葉です。水が器によってその姿形を変えるように、人も付き合う友達によって良くも悪くもなる、ということです。だからこそ友達を大切にしてほしい。良い友達と付き合えば良いと思います。では、良い友達とはなんなのか。私はなんでも話ができる人のことだと考えています。良いことだけではなく、悪いことも話すことができる、そんな友達。

友達って大事ですね。

人間は一人で生きていけません。色々な人に助けられて生きています。良い友達を作ろうと思ったら自分を磨く必要があります。磨くといっても特別なことをする必要はなく、人の話を傾聴してください。その中で得られる良い友達を大切にすると良いと思います。

兼元社長のお話を聞いて、今この瞬間を大切にしなきゃ、と思えることができました。兼元社長、貴重なお時間をいただきありがとうございました!