スポーツX株式会社の小山社長に取材!

こんにちは!表現インターン生の日野です!

今回はスポーツX株式会社代表取締役社長の小山社長にお話を伺いました!

小山 淳(こやま じゅん)

スポーツX株式会社 代表取締役社長
生年:1976年

小山社長、本日はよろしくお願いいたします!

よろしくお願いします。

今日は小山社長がどうしてスポーツという分野に携わっているのかを明らかにできればと思います。

そうですね、幼少期からずっとサッカーをやっていたのでルーツはそこから始まるかと思います。

でもそれだけだったらどこにでもいる普通の小山少年に感じますが…

今思えば、僕は「将来なりたい姿」が普通のサッカー少年とは違ったように思います。

どんな夢を持っていたんですか?

僕は10歳の時から日本サッカー協会(JFA)の会長になるという夢を持っていました。

???
え、会長ですか?選手じゃなく??

そうです。子どもの時の僕は、日本サッカー協会の会長になってサッカー日本代表を世界レベルにしたかったんです。そこが普通の人と違ったところかなって思います。

すごすぎる…!!

そのためにもまずは自分が一流のサッカー選手になることが必要だと思ったので、サッカー選手になることは一つの目標ではありました。

ルーツが幼少期にあるというのが少しわかってきた気がします。でも今はサッカー選手でもJFAの会長でもなく、自分で会社を運営する経営者となっています。そこまでの経緯を教えてください!

高校までは順調でした。日本代表に選ばれたり地元で期待されたりしていました。プロになることは難しくなかったと思います。しかし大学時代に怪我をしました。それでプロになることができなくなってしまいました。

あぁ…怪我はきついですね…

絶望しましたね。先が見えなくなって自殺を考えたりもしました。この時期に大学もやめました。

そこから先の見えないままどうしたんですか?

少しずつ気持ちの整理がついてきたところで世界中を放浪する旅をしました。

どうしてまた世界へ?

日本代表として世界各国の人たちを見る機会がありました。そこでは、僕の知らない人たちがたくさんいました。そうしたこともあって、もっと自分の知らない世界を見てみたいという思いがもともとありました。

そこで得られたものは何かありましたか?

発展途上の国に言った時に、考えられないくらいの貧困や不平等を目の当たりにしました。その体験は今の僕の価値観に大きな影響を与えました。

どう思うようになったんですか?

「自分の力で貧困や不平等をなくしたい」と強く思うようになりました。

そうした想いからスポーツX株式会社が立ち上げられたんですね。スポーツX株式会社を通して成し遂げたいことはなんですか?

スポーツを通じた教育・エンターテインメント企業として、地域の人々を繋げる、日本や世界をつなげる、それにより域内の GDP、EQをあげることにより貧困問題の解決を図りたいと考えております。またサッカースクール等(現在国内外1.5万人が通学中)の展開によりスポーツマンシップ教育を行っており、未来を担う子どもたちの成長に関わることができています。スポーツマンシップを養うことにより、人々を尊重する心が育まれ、不平等問題が解決する一助となればと考えております。

そんな小山社長にとって、スポーツの魅力とは?

いくつかありますね。「負け」を学べるというのはその一つです。スポーツには勝ちと負けが結果として現れます。それをいかに認めてそこから向上していくか。スポーツは、失敗から学ぶということを実地の経験をすることによって成長することができます。

また、スポーツを通して身に付くスポーツマンシップも生きていく上で大切な考え方になると私は思っています。私はスポーツマンシップとは「尊重」と「覚悟」と「創造」だと考えます。仲間を、相手を「尊重」し、自分に対する「覚悟」を持ち、「価値」を創造していくということです。

それは実際の事業においてどのように生かされているのでしょうか?

スポーツマンシップから企業文化として生まれたのが「原因自分論」です。一言で言えば人のせいにしないという考え方です。他人を尊重し、自分を省みる。自他共に成長できる環境を心がけています。

スポーツマンシップを自ら体現し、スポーツを通して貧困や不平等を解決していく。壮大なビジョンとそれを実現していく情熱にあふれた小山社長でした。小山社長、お話いただきありがとうございました!